スタッフの思い

のべおか老健あたごデイケアのアクティビティについて。

1. 園芸療法

園芸療法は作業療法と環境療法の2つの基本療法によって構成されています。

作業療法は、からだや心に障害のある人に対し、主としての日常生活活動面への働きかけ又はグループ活動や行事などへの参加により対人交流を促し集団の中での役割意識の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行わせることです。

環境療法は、植物が生育している環境や、自然現象に逆らわず生きている実態、および、植物事態が発する様々な感覚的要素が、人の内面に働きかけることによって、身体的・心理精神的な安らぎを生み出し、人を健康に導く作用をいいます。

「あたごの小径」五感に訴える庭園には5つの楽しめるゾーンがあります。
四季・果樹・畑・ハーブ・香りが楽しめる散歩径を歩いてみましょう。
車椅子でも作業がしやすいレイズドベッドに花を咲かせてみましょう。
屋上庭園にはウッドデッキ、移動式レイズドベッド、ドライミストがあります。

2.音楽療法

音楽療法とは、最近日本でも医療の現場などにも取り入れられた療法です。
人々の生活の中で必要とされている音楽を利用して、認知症や障害を持った方たちの症状の悪化を防いだり、改善していくという心理療法です。

音楽療法の入り口はとても広く、内容は多種多様と言われています。主に音楽を聴くという受動的なケースと楽器を演奏するという能動的なケースに分かれています。受動的なケースは、毎日が単調になりやすい施設の入居者に生活のリズムによって音楽を聞かせてみると、そのBGMなどで気分転換や情緒が安定されると言われています。そのため、夢や希望を持たせるのに効果的です。また能動的なケースは、歌を歌うことで呼吸運動などを整えて、心肺機能を高めます、歌唱や曲にかかわる会話によって、物の名前や日時、曜日、季節感などの意識を取り戻せます。

リズム体操~音楽に合わせて体を動かしてみましょう。
楽器~楽器に触れてみましょう。
歌~なつかしい童謡を歌いましょう。
カラオケ~好きな歌や十八番を歌って、ストレス発散しましょう。

3.その他のアクティビティ

リハビリビー玉・トランプ・オセロを楽しんで、脳の活性化を図りましょう。

甲斐 由紀子

ページの先頭へ