スタッフブログ

「のべおか老健あたご」とは……

投稿日: 2012.7.23

整形外科が母体の介護老人保健施設として、これまで育んできたリハビリテーションのノウハウ(技術・知識)を活かした施設を運営します。「安心・満足」をいただける医学的管理と、きめ細かく質の高い介護サービスにより入居者の方の自宅復帰と生活機能の回復をサポートいたします。

ハード面に関しましては、先人たちが培ってきたものの中から秀逸なものを厳選するとともに、独自の”アイディア”をふんだんに盛り込みました。建築だけでなく備品も一つひとつ吟味したとても上質なものをご用意いたしております。プライバシーを重視して、全国でも数少ない「完全個室ユニット型」の施設です。無線LANが館内で自由に利用できるとともに、ご家族もホームページから入居者の方の様子を見ることができる工夫をしました。居室がある2階(愛宕町)と3階(中島町)は全く別の色調でしつらえました。また、各階に4つあるユニットを時計まわりに1丁目から5丁目と呼び、ユニットごとの入り口や椅子などの色も変えています。さらに、ユニット内の各居室の壁とカーテンの色なども変え、入居者の方が瞬時に自分の部屋か否かを判断できるようになり、職員もどの部屋にいるかを的確に判断できるようにしました。スイッチの位置からトイレの中まで細部に一つひとつこだわりました。また、対象の入居者の方を整形外科疾患・認知症疾患・脳血管疾患・重度要介護に分け、2ユニットを一つのゾーンとし疾患別に対応するゾーンニングという考え方を導入しています。

ソフト面でも認知症の予防と改善をめざして、いろいろな取り組みを展開します。また、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、管理栄養士を充分に配置し、充実したリハビリテーションと栄養管理を提供します。

料理評論家の山本益博氏及び東京・白金のフレンチレストラン櫻井澄人シェフとコラボレートした食事を提供いたします。栄養士だけでは決して生み出すことのできなかった、”新しい給食”への取り組みを行っています。「見る・香りをかぐ・触れる・食べる(咬む・飲み込む)」そして食に関連した「音」を聞くなど五感にふれる食事で元気になり、「生き生きとする喜び」を見つけていただきたいと思います。そのために最新の調理器具と調理法を駆使し、「地元で生産されたものを地元で活かす」という考え方から”地産地活”を合言葉に、体にも心にもおいしい給食への取り組みを行ってまいります。

口腔ケアをしっかりすることで、肺炎など感染症の予防、認知症の予防・改善を図るとともに、胃瘻(いろう)をなくす努力をいたします。また、最も重視しているのは入居者の方一人ひとりのニーズにあったサービスを提供すること、そして押し着せのサービスをしないことです。園芸療法(あたごの散歩道、中庭、屋上庭園)、音楽療法、美術、書道、パソコン教室、アロマテラピーなど、多様な引きだしを持ち、サービスの種類を充実しました。一人ひとりの体型や状態に即した車椅子を作るシーティング療法も行っています。

私たちが目指している施設

  • 入居者の方に心から喜んでいただける施設
  • ご家族や関係者から「安心・満足」と評価される施設
  • 感性豊かな介護施設
  • 地域社会に貢献できる施設

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