施設の特徴

1.快適な居住空間

快適な居住空間入居者の方にとって普通の日常生活が送れる居住空間を確保いたします。プライバシーを尊重し、ご家族やご友人と共に時間が過ごせる環境を心がけます。

2.「暮らし」を営むためのコミュニケーション

リビング入居者の方と職員が暮らしをおくる単位を小さくし、その単位に職員を固定し入居者の方との良好な関係をつくります。

3.地域とのかかわり

施設に居ながらでも地域の行事に参加できます。季節の移ろいを感じ、積極性が出るように促します。

4.「暮らしの場」として空間

家具を並べ、趣味にいそしむことで、生活感が生まれるように工夫することで、個別性を高め、より介護を必要とする入居者の方に充実したケアが出来るように配慮いたします。

5.快適に安全に過ごしていただくために、居住環境の最適化や医師・職員の充実、勤務体制の確立を行います。

個室の特徴・可能なこと

リビングにて、他の方とテレビを閲覧、世間話、雑談に花を咲かせるのもいいでしょう。個室があれば、プライバシーが守られるのは当然で、でも時々は自分のお部屋でゆっくりとくつろぎ、読書をするのもいいでしょう。筆をとる、絵を描く、インターネットでメールなど?

ユニットケアでは、一斉一律の援助ではなく自分の時間が作れる楽しみもあります。ただし、なんでも好きなように、好きなことだけを行い生活を送るというのではなく、在宅復帰へ向けたことを考慮し、ある程度の時間の目安をつけることは必要になってくると思います。

また、ご家族の方が面会に来られたときには、お部屋で一緒に食事をとられたり、寝泊りを一緒にすることも可能です。老健での生活の状況を実際にご覧いただきながら、在宅へ向けてのシミュレーションを行うこともできます。

理念の具体化

施設にいながら自宅にいるような感覚で、そのひとの生活習慣に配慮したケアに努めていきます。
その為に、わたしたちは日々研鑽を重ね「Always say yes!」Noと言わない基本精神で「どうすれば出来るのか?」様々な方法を模索する努力をすることで、自分達を成長させていただく力になると思います。
また、個人の尊厳を守り、尊重し、家庭的な雰囲気の中で日常生活における動作(ADL)の向上と共に、生活の質(QOL)の向上に努めていきます。
また、地域の方々との交流を深め、福祉活動の拠点となれるように、地域の方々へ向けた勉強会(介護研修会等々)などの実施。
あたごの散歩道なども、子どもから年配の方々まで公園的な自然と足を踏み入れていただき、四季を感じたり、香りを楽しんでいただいて、利用者様・入居者の方との交流をしていただけるような施設づくりに努めてまいります。

ユニットリーダーの役割

まず、施設の方針・理念・目標をしっかり理解します。
通常、施設に入ると職員主体のサービスに陥りやすく、職員目線でのケアになってしまいます。そうなると今までの高齢者施設と変わらない生活となってしまう。そのような状況にならないように、職員は絶えず入居者の方・入居者のご家族様との関係を築かなければなりません。職員同士で意思疎通・思いやりの気持ちがなければ、入居者の方との関係が築けるのか?
相手のことを考えてくれる、気にしてくれる職員を育てなければ、援助サービスは成立しません。
そういった調和を図る、問題解決能力を身に付けていくのも、ユニットリーダーの大切な役割と思います。

6.所定疾患施設療養について

所定疾患施設医療費

 平成24年4月の介護報酬改定により、介護老人保健施設において、入所者の医療ニーズに適切に対応する観点から、肺炎や尿路感染症などの疾病を発症した場合における施設内の対応について、以下のような条件を満たした場合に評価されることとなりました。
当施設では、所定疾患施設療養費を適切に算定し、入所者様の健康や安心に繋げていきたいと考えておりますので、今後も毎年ホームページにて治療の実施状況をご報告して参ります。

条件

  1. 所定疾患施設療養費は、肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し、治療管理として投薬、検査、注射、処置等が行われた場合(肺炎の者または尿路感染症の者については検査を実施した場合に限る)に、1回に連続する10日間を限度とし、月に1回に限り算定するものであって、1月に連続しない1日を10回算定することは認められないものであること。
  2. 所定疾患施設療養費と緊急時施設療養費は同時に算定することはできないこと。
  3. 所定疾患施設療養費の対象となる入所者の状態は次の通りであること。
    イ 肺炎
    ロ 尿路感染症
    ハ 帯状疱疹の者
    ニ 蜂窩織炎の者
  4. 算定する場合にあっては、診断名、診断をおこなった日、実施した投薬、検査、注射、処置の内容等を診療録に記載しておくこと。
  5. 請求に際して、診断、行った検査、治療内容等を記載すること。
  6. 当該加算の算定開始後は、治療の実施状況について公表することとする。公表に当たっては、介護サービス情報の公表制度を活用する等により、前年度の当該加算の算定状況を報告すること。

令和5年度 所定疾患療養費算定状況(令和5年4月~令和6年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 39 239 血液検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 22 43 血液検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 2 0 血液検査 検査キット 投薬(内服)
蜂窩織炎 5 8 血液検査・尿沈渣 投薬(内服)

令和4年度 所定疾患療養費 算定状況(令和4年4月~令和5年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 40 239 血液検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 7 43 血液検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 0 0  
蜂窩織炎 1 8 採血 投薬(内服)

令和3年度 所定疾患療養費 算定状況(令和3年4月~令和4年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 30 184 血液検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 20 108 血液検査・尿沈渣 臨床所見 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 3 21 臨床所見 投薬(内服)
蜂窩織炎 2 13 臨床所見 採血 投薬(内服)

令和2年度 所定疾患施設療養費 算定状況(令和2年4月~令和3年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 17 92 血液検査・尿検査 投薬(点滴、内服)
肺炎 11 47 血液検査・尿沈渣 臨床所見 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 0 0  

平成31年度(令和元年度) 所定疾患施設療養費 算定状況(平成31年4月~令和2年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 33 192 血液検査・尿検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 14 73 血液検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 1 7 検査キット 投薬(点滴)

平成30年度 所定疾患施設療養費 算定状況(平成30年4月~平成31年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 29 169 血液検査・尿検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 6 35 血液検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 0 0  

平成29年度 所定疾患施設療養費 算定状況(平成29年4月~平成30年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 44 214 血液検査・尿沈渣・腹部エコー 投薬(点滴、内服)
肺炎 20 119 血液検査・聴診・臨床所見 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 2 14 臨床所見 投薬(点滴)

平成28年度 所定疾患施設療養費 算定状況(平成28年4月~平成29年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 34 164 血液検査・尿検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 27 132 血液検査・聴診 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 2 7 投薬(点滴)

平成27年度 所定疾患施設療養費 算定状況(平成27年4月~平成28年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 39 199 血液検査・尿検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 21 99 血液検査・聴診 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 1 7 投薬(点滴)

平成26年度 所定疾患施設療養費 算定状況(平成26年4月~平成27年3月)

病名 件数 治療日数 処置内容
尿路感染症 33 188 血液検査・尿検査・尿沈渣 投薬(点滴、内服)
肺炎 13 67 血液検査・聴診 投薬(点滴、内服)
帯状疱疹 1 7 投薬(点滴)

7.当施設では介護処遇改善加算Ⅱ・介護職員等特定処遇加算Ⅰ・ベースアップ等支援加算の算定を行っております。

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