職場環境改善の取り組み

のべおか老健あたごでは、職員が存分にその能力を発揮できる環境づくり・利用者様に快適に利用していただける環境づくりに積極的に取り組んでおります。

1. サービスの質の確保への取組

サービスの質の向上には、直接利用者様に接する介護士・看護師・リハビリ担当等、職員の資質の向上が第一であると考えております。

  1. 働きながら介護福祉士を目指す職員のため、実務者研修の教室を施設内で開講し、勤務と実務者研修受講が物心両面で負担なくできるような体制を取っております。またそれらの受験料は施設が負担しております。
  2. 私どもの施設は、県内でも珍しい完全個室ユニット型の施設であり、入所者様10名で1ユニット、全体で8ユニットを構成しております。それぞれのユニットで勤務する介護職員をまとめるのは、8名のユニットリーダーであり、その重要性から、毎年計画的に日本ユニットケア推進センターが主催する「ユニットリーダー研修」に派遣しております。
  3. 働きながら看護師を目指す准看護士のため、看護学校への通学あるいは通信教育の通修に便宜を図るとともに、通学期間中は毎月、奨学金を支給する等、物心両面の支援をしております。
  4. 市内外で開催されるそれぞれの職種に関係のある講演・講義等への参加を奨励し便宜を図っております。

2. 相談・苦情等への対応

利用者様および御家族様、或いは利用者様を直接支援しておられる居宅ケアマネージャー様等からの相談・苦情等については、施設窓口として「介護支援相談室」を設置し、相談員3名、施設ケアマネージャー3名、計6名の体制であらゆるご相談等に対応しております。

3. 事業運営・管理の体制

各課主任からなる「施設運営会議」を毎月開催し、現状の認識の統一、施設長指針の具現化等を行っております。また、入所者様が生活されている8ユニットの各リーダーが一堂に会する「ユニットリーダー会議」、各ユニット職員が集合する「ユニット会議」を通して、理事長あるいは施設長の考えや利用者様の情報共有を徹底するようにしております。

4. 安全・衛生管理等の体制

各職種職員から編成される「安全管理委員会」「衛生管理委員会」を毎月開催し、不安全事項・不衛生事項に関する意見を聴取し、是正・改善するよう努めるとともに、平日は毎朝、看護師長が施設内を巡回して、不安全事項・不衛生事項の発見に努めております。

5. その他

  1. 労働環境・処遇の改善
    介護職員の腰痛対策を含む負担軽減のための介護ロボットや入浴用ストレッチャーを積極的に導入しております。
    また、子育てとの両立を目指す職員のための育児休業制度の充実、定期健康診断・こころの健康診断等を計画的に実施するとともに、ホッとできる職員休憩室やカフェスペースを確保しております。すべての皆様の健康のために施設内は屋外も含め、全面禁煙としております。
  2. 介護における地域の中核として、老健の持つ役割を果たすべく地域貢献活動の一環として、毎年「活き活きサロン」を開催し、これから親の介護、配偶者の介護が始まる年代の方々に向け、毎年異なるテーマで“介護”を見つめていただき“介護”に関わる機会を提供しております。
  3. 非正規(パート)職員から正規職員への転換する制度があります。

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